FinTechは金融業界に革新をもたらし、決済、資金調達、貿易金融、アート等あらゆる側面で斬新なサービスが次々と登場しています。
電子マネーを持っている世帯員がいる割合は65%を超え、仮想通貨に代表されるデジタルアセットも普及しつつあります。
その中で不正送金や暗号資産流出事件が頻繁に発生し、法整備が追い付いていないことと従来のコンプライアンス・セキュリティの考え方ではサービス利用者もサービス提供者も守り切れていないことが浮き彫りになりました。
Fintechを用いた金融サービスの普及には、利便性の向上と強固な安全・セキュリティの保証の両立が不可欠です。前者は大前提となりますが、今後ますます重要視されるものと考えられます。一方、本人確認・認証の甘さによる不正送金や暗号資産を使った資金洗浄等が社会問題となっており、各国での規制が強化されつつあります。Fintech時代に安心・安全な社会インフラとしての役割を金融業界等が担い続けるには、利便性を保全しつつ、誰でも安心して参入できる環境を整備し、業界として一定のルール作りに取り組まなければなりません。
SBIデジトラストはAI技術を駆使し、リスクベースのアプローチを採用することにより利便性を損なわない安全・セキュアな本人確認・認証基盤とデジタルアイデンティティのエンジンを提供し、金融業界とフィンテック業界の更なる発展を支えてまいります。
SBIデジトラスト株式会社
代表取締役社長 フェルナンド バスケス